日々のこと

大雪

2017/01/16

この週末は土日を利用して雪国へバカンスに行ってきました・・・
というのはもちろん嘘で、むしろほぼ家の周りから一歩も出ずに過ごしました。
雪に閉ざされた世界。昨日というものも、明日というものも存在が無くなり、今日だけが、いやむしろ今だけがこの世に存在しているかのような。
それはよく考えれば当たり前なわけですが、意識が前にも後ろにも行かず常に「現在」そして「ここ」のことだけを考えた、というか何も考えなかった日でした。
今朝雪が上がり晴れてくると、雲間から射す日差しとともに、世界を閉ざしていた何かが少しずつ剥がれて昨日や明日、そしてここではない色々な場所や物事が頭に帰ってきました。
その頭の中はなんだかとても整理されていて、クリアで、例えはかなり悪いですが断食の後に宿便をすべて出し切った腸内に、新たな食べ物が入ってきたような感じです。(宿便を出したことはないのでそんな感じではないかという勝手なイメージです)
そしてこれはバカンスだな、と気が付きました。
どこか遠い場所へ行き、特に生産的なことは何もせずダラダラ過ごす、これがバカンスだとすると、この雪の日は条件がある意味ぴたりと合致します。
同じ場所ながら風景は全く違うものになり、どこへも行けないし何もできないから余計なことは考えず、身の周りのことだけを身の周りの人として時間を過ごす。
そしてこれはなんだか人間が、というのか自分たちが毎日を豊かに過ごすことの大きなヒントである気がしています。
毎日をバカンスに、ということではなく、身の周りのことに目を向けて、身の周りの人たちと共有する、ということが。
晴れてきた雪景色は光を浴びて美しいですが、同時に雪が解け始めるということでもあります。
少し寂しいですが、毎日これだとさすがに大変です。
まだまだ冬は続きます。20日もまた雪だとか・・・
篠山はほんとは普段は雪なんてないのです、と最後に宣伝しておきます。

Photo: Pulling daughter on the sled in front of our house (H& Sasayama office).