外と暮らす日常
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HOUSE/住宅
三田の家
住宅メーカーにより建築された軽量鉄骨造の住まいの全面リノベーションです。
来客時や休日などの特別な時だけではなく、朝ごはんや昼ごはん、そして読書の時間などあらゆる時間をなるべく外で過ごしたいという建主の要望から、室内とひと続きになった大きな外部居間を持ったワンルーム空間となっています。
また玄関から居住空間へと空間が繋がることで、空間全体が更に大きく感じられるよう計画しています。
動かすことのできない柱を繋いだことにより生まれた斜めの壁の裏には、ウォークインクローゼットや和室といった付属室を配しています。
この斜めの壁は、ともすると間延びしてしまう大きな空間にゆるやかな変化を作り出しています。
中に居ても外に居ても中のような外のような、守られながらも開放的な日常が送れる住まいとなっています。