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未来の古民家、「minka」始動。

2026.01.27

未来の古民家を、日本のスタンダードに。

本来の自分に還れる、静寂な拠り所。- minka –

目次

  1. Concept(宣言)
  2. Philosophy(minkaの哲学)
  3. Lineup(3つの規格プラン)
  4. Shitsurai(室礼しつらい)
  5. Process & Price(概要と価格)
  6. Experience(空間体験)

  1. Concept(宣言)

 

30年で消費される家から、100年後の風景になる建築へ。

 

日々迫るノイズを離れ、扉を開いた瞬間、木の香りに包まれる。minkaは、体に馴染み、呼吸する素材でつくられています。ゼロからつくる新築でありながら、時間をかけて古民家へと育っていく。 経年変化を愛で、人も家も共に成熟する建築です。

かつて、日本の民家は「土」と「木」と「石」だけでつくられていました。やがて土に還り、次の森を育てる。その循環こそが、最も進んだテクノロジーであり、当たり前のことでした。私たちが提案するのは、その古き良き知恵を懐古主義ではなく、現代の快適性と技術を融合させた「未来の古民家」です。

コンクリートに頼らず大地と呼吸する「石場建て」。地震の力に抗うのではなく、柳のようにしなやかにいなす「柔構造」。 これを21世紀の新しいスタンダードにしたいと考えました。

終の住処としても、週末だけの隠れ家としても。広さを競うのではなく、流れる時間の質を高める。minkaは、あなたが本来の自分を取り戻すための拠り所です。

 

  1. Philosophy(minkaの哲学)

 

Foundation: 大地と呼吸する「石場建て」

地面をコンクリートで塞ぐことをやめました。minkaは、石の上に柱を建てる伝統構法「石場建て」を採用しています。床下に風を通し、湿気が溜まらず、シロアリを寄せ付けない。そして何より、大地を窒息させないこと。コンクリートを使わないことで100年先もその先も生き続ける土台をつくります。

 

Narrative: 住み継ぐための「骨格」

流行の間取りは追いかけません。田の字型のプランや、大きな土間。日本人が長い歴史の中で辿り着いた、可変性のある「骨格」をベースにしています。使い方が変わっても、間仕切り一つで部屋を変えられる。それは、未来まで住み継げる資産になります。また、手刻みによる大工仕事とすることで技術も継ぐことに。柔構造の板倉構法をスタンダードにすることで地震の力を「耐える」のではなく、柳のように「逃がす」。築1000年の社寺などが証明する、柔らかな強さです。

 

Material: 時間を味方にする「素材」

新建材(プラスチックやビニール)は使い始めた瞬間から劣化が始まりますが、自然素材は完成した瞬間から成熟に向けて時間が始まります。 深く色づく木、硬く締まる三和土、経年変化を嬉しく思える素材を。30年、100年後、新築の時よりも美しくなっていること。それがminkaの約束です。

 

Semi-Outdoor: 世界と繋がる「外居間」

H&丹波篠山事務所

外と内がはっきりと分かれた空間には。元々森の人であった私たちは、外とあいまいに繋がる「揺らぎ」の中にこそ、安らぎを感じるのではないでしょうか。minkaでは、屋根のある半屋外空間を「外居間(そといま)」と名付けました。庭の緑を借りて食事をしたり、汚れても良い手仕事を楽しんだり。 家の中に閉じこもるのではなく、外に佇みやすい場をつくることで、社会や自然に思いを馳せる。そんな「世界とつながる外居間」を、すべてのプランに備えました。

 

Well-being:「うれしい」という性能

未来の古民家を目指して継ぎたいものごとは沢山あります。 しかし御託を並べても、住む人が幸せでなければ意味がありません。何よりも大切なことは、「日々が嬉しさに溢れる」こと。何気ない時間が愛おしい、自分も含めて生きとし生けるものを大事にしたくなる。そんな「心持ち」を設計することこそが、数値には表れないminkaの最大の役割です。

 

  1. Lineup(3つの規格プラン)

 

「23坪」という、豊かさの適正解。

 

minka3つのモデルは、すべて約75㎡(23坪)を基本としています。 現代の「広さ」の基準からすれば、少し小さく感じるかもしれません。しかし私たちは、このサイズこそが、人の身体感覚に馴染み、掃除や管理も行き届きやすく、エネルギーを無駄にしない「現代の正解」だと考えました。使わない部屋にコストをかけるより、毎日触れる床や壁の質を高めること。家族の気配を感じながらも、個々の居場所がある絶妙な距離感。小さく建てて、大きく住む。それが、minkaが提案する「身の丈の贅沢」です。詳細なプランは現在、費用を含め精査中です。お問い合わせいただいた方には、準備ができ次第先行してご案内します。※必要に応じて、離れ(+30㎡)等の増築も可能です。

 

MODEL 01 : HOUJYO (方丈)

巡る動線、変幻自在な「方丈」の庵。

4畳半のグリッド(方丈)を組み合わせた、最も純粋な正方形のプランです。特徴は、家の中心にある水回りコアと、そこをぐるりと回遊できる動線。行き止まりのない空間は、建具やH&Atelierのファブリックで仕切ることで、仕事場にも、寝室にも、広大なワンルームにも変化します。コアの上部はロフトになっており、梯子を登ればそこは秘密の書斎に。 外居間から二方向へアクセスできる作りは、職住一体の暮らしや、小さなギャラリーとしても機能します。

 

 

MODEL 02 : TANZAKU (短冊)

土の上で料理する、土間に暮らす平屋。

昔の農家がそうであったように、土足のまま料理し、食卓を囲む。 外居間から土間に続く三和土(たたき)のキッチンが、この家の主役です。外壁のモルタル掻き落としや、室内の土壁といった「泥臭い素材」が、畑や庭仕事のある暮らしと美しく調和します。長方形のシンプルなプランは、将来的に中央で仕切って個室を2室つくることも可能。土間は、人を招いて語らうことや、泥汚れを気にしないアトリエに最適です。 日常を遊ぶための、大人のための道具箱のような平屋です。

 

 

 

MODEL 03 : KASANE (重)

光を重ねる、吹き抜けの杉の箱。

H&の「秋篠の家」の遺伝子を受け継ぐ、伸びやかな2階建てモデルです。焼杉の外観とは対照的に、内部は杉の無垢板に包まれた温かな空間。 大きな吹き抜けが1階と2階を緩やかにつなぎ、どこにいても人の気配を感じられます。 階段脇の余白はライブラリーや書斎に、キッチンはあえて少し独立させて隠れた秘密基地のように。 「開放感」と「籠り感」のレイヤー(層)を巧みに重ね合わせた、現代の新しいスタンダードです。

 

奈良秋篠の家

 

  1. Shitsurai(室礼 – しつらい)

 

家だけでは、暮らしは完成しない。 未来へ繋ぐ暮らしのキュレーション。

 

minkaは、箱を作って終わりではありません。 その内・外で手に触れるもの、光を透かすもの。それらすべてが風景になって初めて、minkaは完成します。私たちは、家の引き渡しと同時に、これからの人生を共にする「室礼」もご提案します。H&とコラボレーションしてくれるパートナーは今後ご紹介していきます。

 

Collaboration:様々な造園家

SOMA

庭があってこそminkaの良さがさらに活きると考えています。建築と庭を切り離さず、一体の風景として設計するために。 あなたの思い描く未来に合わせて造園家を選定し、プロジェクトの初期段階から「庭と家」を同時に計画します。建物とそれを取り巻く環境が分断することなく調和することで得られる豊かさが確かにあると確信しているからです。もちろん、ご自身の手でつくられることも歓迎致します。

 

Original Furniture H&Atelier

オリジナルの造作キッチンや外仕事用の収納小屋、そして家具やあると嬉しいプロダクト。H&の暮らしの視点から設計されたものを建築に組み込んでminkaの暮らしに合わせてご提案します。

 

Original Fabric H&Atelier

窓辺には、外と内を緩やかに繋ぐ膜を施します。 H&Atelierが、オリジナルのコットンや植物で染めたリネンなど間仕切りにもなるカーテンを仕立てます。 建築の一部としての「布」。 光と風を美しく可視化するファブリックを、設計段階からコーディネートします。

 

  1. Process & Price(概要と価格)

 

手に入れるのは、家ではなく「時間」です。

 

minkaは規格型住宅ですが、工場生産ではありません。 職人が一本ずつ木を刻み、一塗りずつ土を塗ります。 そのため、H&との出会いから完成までには約1年という歳月をいただきます。

また、コンクリートを使わない石場建てや、大工による手刻みは現代では希少な技術です。 規格にすることで抑えられる費用もありますが、安さを競うローコスト住宅ではありません。繋ぎたい物事を未来に残すための適正価格として、ご理解いただける方だけにお届けします。

minka 基本プラン建物本体価格: 2,000万円台後半〜(予定)只今見積中 ※ 別途、設計監理料(200万円(税抜))と付帯工事費がかかります。土地代・お庭の費用は含みません。

 

  1. Experience(空間体験)

yaya

月書房

 

まずは、minkaの空気を吸いに来てください。

 

言葉や写真だけでは、板や土壁の空気感は伝わりません。モデルハウス(H&丹波篠山事務所)では未来の古民家を、または宿泊施設「H&STAY」にてすでに古民家となったminkaの世界を体感いただけます。光や風、匂いなど理屈ではなく、身体が感じれば自ずと答えは見つかり、先に進んでいただけると考えています。

 

【 資料請求・お問い合わせ 】

minka Anthology(コンセプトブック)を取り寄せる   お問い合わせ

※現在、制作中です。先行予約をご希望の方は、「資料希望」とご連絡ください。

minkaを体感する  お問い合わせ

※「宿泊体験希望」、「H&丹波篠山事務所見学希望」とご連絡ください。

 

Open House Information:

ご予約なしでも、ご覧いただけます。

併設の書店「月書房」の営業時間は、事務所の一部を開放しております。 本を手に取るついでに、minkaの空気感をご体感ください。

毎週金曜日: 16:00 – 20:00

3日曜日: 08:00 – 12:00

場所: H&丹波篠山事務所(月書房)