JOURNAL

解体ワークショップ

2017.09.19

篠山で進めている古民家改修計画では、施工の中井工務店さん主催の解体工事ワークショップが行われました。
神戸芸工大学、兵庫県立大学、舞鶴高専から4日間に渡って学生たちが参加し、楽しんで帰ってくれました。
色々な将来を考えている学生たちが実際に働いている工務店の方々、大工さんと作業を通して接することで色々と学んで帰ってくれたのではないかと思います。
彼らのおかげもあって解体はほとんど終わり、今現場では住宅部分の改修が進んでいます。
ガラス作家の自宅兼ギャラリーとなるこの計画、メインとなるギャラリーの工事は二期工事となる4月から。
解体された現場に赴いてはあれやこれやと皆で話しています。
解体が進むにつれ見えてくる昔の天井や屋根の構造たち、見た瞬間は「残したい!」となるのですが、全体の計画やコンセプト、そして機能性を考えてそれらを見せるべきか、隠すべきか等クライアントも一緒になって慎重に検討します。
そしてもちろん予算ありきの計画、やりたいこととできること、するべきことのバランスを見ながら進めてまいります。

Photo: Students from several colleges and school are working on dismantling of an old house in Sasayama.