JOURNAL

Archipelago

2016.05.23

篠山は古市駅前に5月20日よりスタートしたArchipelago
JR福知山線で篠山口駅より二つ手前の古市駅という無人駅から徒歩1分。
古市は江戸時代に宿場町として栄えた名残を残すものの、今は古い建物が並ぶ中、静かに落ち着いた空気が広がっています。
そんな中突如現れるArchipelago。
何もない砂漠を歩いていると、朦朧とする意識の中あるはずもない見えるはずもないオアシスが目の前に・・・
そんな例えが正しいのかはわかりませんが、そんな幻にしか作れないはずの場所がそこにはありました。
元々は米蔵だった建物を改修した店内には益子からの焼き物を始め、服やアクセサリー、その他身の回りのものが全国からセレクトされ並んでいます。
アイスカフェオレを頂いてから古市駅を横目に帰る時、来た時までの「古市」はもはやどこかに行って、新しい「古市」が心に刻まれました。
我々の地元となる篠山にあるから行くお店、ではなくどこにあったとしてもちょくちょく覗きに行きたくなるお店。
それがたまたま地元にある、こんな幸せなことはありません。
まだギリギリ篠山市民になれていない私から言うのもおかしな話ですが、こんな素敵な場所を篠山に作ってくれてありがとうという感謝の気持ちでいっぱいです。
そんなことでついつい家族四人で長居してしまいました。
早速購入させて頂いた益子の作家さんの湯飲み、新しい我が家でデビューの予定です。
これからもいろいろ買い足しに行くのが既に楽しみです。

Photo: Archipelago, a select shop just opened recently in front of Furuichi station, Sasayama.