JOURNAL

打ち合わせ

2015.02.18

京都は伏見区でクライアントと一緒に現地確認後、近くの茶房で打ち合わせ。
全員でほうじ茶を注文。
しばらくすると煎りたてのお茶が近くまで運ばれてきたかのような香りが。
振り向くと、そこには皆で注文したほうじ茶セットがありました。
通常喫茶店で打ち合わせをすると、皆打ち合わせに夢中になる余りお茶は忘れられ、そして冷めきった飲み物を皆で最後に一気飲みする、ということもあるのですが、ここでは皆運ばれてきたと同時に打ち合わせストップ&奇妙な興奮に包まれました。
「今まで私たちが飲んできたお茶は一体なんだったんだ!!!」と全員が納得するほどいつも飲んでいる「お茶」という飲み物とは別の飲み物を頂きました。
エチオピアに行ってからは鼻を抜けるあの独特の艶のある香りが好きでいつもコーヒー派の私達。
お茶はそれに比べるとかなりマイルドな、喉を潤す飲み物、程度にしか思っていませんでした。
でもお茶でここまでの香りを楽しめるなら、珈琲の牙城も崩されるのでは、と言うほどの驚きでした。
こんなに近くにこんなに知らない世界があったことも驚きです。
まだまだ世の中知らないことだらけです。

打ち合わせはしっかりと進みながらも、皆しっかりと急須にお湯を入れ二杯目も堪能。
現場が始まったら通ってしまうかもしれません。

Photo: Hojicha with sweets during the meeting at a Japanese tea room in Kyoto.