JOURNAL

再度山荘

2015.03.23

冬になるといつも「何か足りないなぁ~」と休みのたびに思うのですが、春になるといつもそれが何だったかすぐに気が付きます。
それは暖かさです。
暖かさそのものが足りていないというよりは、暖かさがあることによって外に出てアクティブになれる時間、が足りていないと言うことなんだと思います。
冬は冬で楽しみ方があるのも知っていますが子供が居るとやっぱり外で遊ばせたいし、自分たちも暇さえあればどこかに行きたい性分。
昨日は久々に裏山の再度山へ。
いつもは灯篭茶屋でラーメンとビールを頂くのですが、昨日はその裏にある再度山荘へ。
ここでは炭火で焼いたスペアリブと、石窯で焼かれたピザを頂けます。もちろんビール(生)も。
店自体は天井の低い山小屋風。そこから谷に向かって内部の倍ほどの大きさのあるテラスが広がっています。
テラスはもちろん気持ちよさそうですが、テラスのデッキと屋根によって切り取られた風景を、引きを取って楽しめる山小屋内部の居心地も格別です。
夏は蚊もいるし、本当に涼しい季節なんてあっという間に終わってしまうので、自宅にこんなテラスを作っても実際に楽しめるのはほんの一時かもしれません。
でもその一時だけでも目一杯楽しむことのできるこのテラスはとても価値あるものだと感じました。
そしてそこにテラスが「無駄に」あること自体が全体にゆとりを与えてくれています。
家から歩いて30分なのに、実は初めての来店。
味をしめたのでこれからの季節、ハイキングがてら通ってしまいそうです。

Photo: The terrace of Futatabi sanso.