JOURNAL

雨男

2015.08.24

一日でいきなり完成形のボリュームが現れる棟上げの日。
かんかん照りながら某避暑地の名前が付いている地域らしい涼しい風が流れる中、クライアントご家族と棟上げに立ち会いました。
「松ちゃん(ダウンタウンの)に似てる大工さん」とか作業する5人の大工さんたちの動きにも注目しながら。
子供たちが余りにも大工さんの動きを言葉にするので「動物園の動物ちゃうで俺らは!(笑)」とか言いながら和やかに進んで行きました。
敷地から更に山を上がったところに隠れ家のようなカフェがあり、ランチを食べている最中雨が降ってきました。
あんなに晴れていたのに、と話していたら、「松ちゃん」は雨男との情報。
どんな棟上げでも必ず降らせることができる「持っている男」とのこと。
棟上げに参加する大工さんのうち1~2名の大工さんがその後の現場にも入るのですが、この後も松ちゃんが担当されるとのこと。
ややこしいものを作るのが好きな大工さんだとか、色々と情報は入ってきていますが着々と進む棟上げ作業の中、まだ名前も聞いていませんでした。
このままだと気安く「まっちゃん」と声かけてしまいそうですが、改めてきちっとご挨拶して楽しく現場を進めて行きたいと思います。
まっちゃん、よろしくお願いします。

Photo: Framework at a residential project in Nara.