JOURNAL

森のレストラン

2014.05.19

年に一回神戸で活躍するシェフやお菓子職人、パン職人が集まっての一日限りの「森のレストラン」が神戸市森林植物園で開催された。
料理やお菓子というのはある一定のレベルを超えると食べた時に自分の感性のいつも眠っている部分がブルル、っと震えることがある。
土曜日の真昼間、神戸の山の中に広がる芝生広場で胡坐をかきながらそれを感じることになるとは全く予期していなかった。
恐らく大して利益も上がらないくらい手間のかかるイベントだと思う。
でもおかげさまでその芝生広場には世の中が時に複雑で大変なこともあるなんてみんな知らなかったような豊かな時間が流れていた気がする。
そういった時間をどれだけ自分の人生の中に増やせるか、そして人にも与えられるかということがとても大事なのではないかと思う。
集まった五人の代表の方々はとてもとてもかっこよかった。

Photo: The booth of Patisserie mont plus in the event “Restaurant in the forest” at Kobe Municipal Arboretum.