JOURNAL

我が家の家庭菜園

2023.08.21

昨年はトマトにオクラにピーマンにさつまいもにと賑やかだった我が家の家庭菜園。
今年は惨憺たる状況です。

一昨年笹だらけだった畑を掘り返し、耕した後からは不耕起に挑戦していました。
耕してから一年目の昨年は順調に作物が育ち、今年はその中から育てやすい物、買うと高い野菜を中心に選び植えていました。
その結果すべての夏野菜の生育が悪く、このような状況に。
もはや雑草を刈る気にもなれず・・・

ポット育苗から始めたトマトはポットから地植えにしたとたんに生育が遅くなり、オクラやピーマンも同じような状況。水は足りているようなのですが、大きく育たない。
トマト以外はそのうちに他の雑草に負けてどこかへ消えてしまいました。
理由は耕さない農法=不耕起にあるのかなと思っています。
畑を耕さず、雑草を刈ってはマルチにして土を覆うことで保湿し、雑草は抜かない分雑草の根っこが土を耕し、保湿された土の中ではミミズたちが土を団粒状にしてくれる・・・
はずなのですが我が家の畑はどんどんカチコチに。
篠山盆地は1万年前まで湖だったせいでとても粘り気があり、水はけの悪い粘土質です。粘土質と不耕起は相性が悪いようで、調べると苦労されている方がいっぱいいるようでした。
放っておけば放っておくほど土は固くなるようです。
こうした粘土質での不耕起は全く不可能ではないようなのですが、自分には向いていないと感じており今年の野菜作りが終わったら一度耕し直そうかと考えています。
逆に篠山の土だからこそ育つ黒豆は、連作していることもあり、そしてやはり不耕起の為か小ぶりですが順調に育ってくれています。

旅行でよそに行く度に畑の土がサラサラで羨ましく思うのですが、この土地にはこの土地ではないと育たないものもある。そしてまあ耕せば野菜は育ってくれるので文句は言えません。
何より一番育って嬉しいのは黒豆(枝豆)なので、むしろ感謝しているくらい。
冬になったら一旦仕切り直して、来夏はトマト祭りができるように頑張りたいと思います。

 

エイチ・アンドは神戸と篠山を拠点に活動する建築設計事務所です
神戸事務所:兵庫県神戸市魚崎北町5-3-16-307
丹波篠山事務所:兵庫県丹波篠山市東吹
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