JOURNAL

追い込み

2017.01.25

鎌倉の現場は順調に進んでいます。
鎌倉までの片道5時間の時間の過ごし方にも慣れ、現場の方々とも気心知れてきたところですが、そろそろ各部仕上げに移る頃に。
夕方、玄関から漏れる光の中で作業する大工さんの背中を見ながら不思議な名残惜しさとともにいつも現場を後に。
朝こちらを出るときは積雪40cmの雪国、着けば雪はなく湘南の海の見える現場。
帰りの新幹線でプシュっとしながら帰るとそんな海は果たして本当に存在していたのか、と思うくらいの別世界に戻ります。
この距離、というか時間は普通に考えると遠くに旅行=泊りがけのイメージですが、仕事ということでそもそも日帰り前提で朝の頭を準備すると、ただそういうものとして受け入れ何食わぬ顔で家路に着いたりします。
自分で勝手に設定している前提というのは、こう考えると自分をうまく騙せる装置になりそうです。
今日は仕事を少し早く切り上げるつもりの日。
そういう前提で今の頭をセットするとなんとかかんとかなるもんです。

Photo: House in Kamakura at dusk.