JOURNAL

植え替え

2017.03.24

カメラを向けられ半笑いのeni堀江さん。
篠山事務所の隣から近所の古民家への植え替え準備作業、無事進んでいます。
元々は堀江さんの方で一旦養生する予定だったところ、土地を管理する方のご厚意でこのまま秋の引っ越しまで養生させてもらえることになりました。
植え替えは常に枯れる可能性をはらんでいるとのことですが、中継地を経由せず、かつ環境の変わらない近場への移動となりその可能性がぐっと低くなりました。
根切りして置かれている木であれば尚のこと。
根切り、剪定と、普段見ることのない作業を横目にこちらはこちらで設計仕事を進めます。
堀江さんは視線を感じてやりにくいかもしれませんが、たまに邪魔をして無駄話をしながら作業の内容についての話を伺います。
今日は伸びすぎている枝の剪定作業。
根を大きく失っている木への負担を減らすための作業です。
同時に引っ越し先である古民家での庭計画も打ち合わせ。
あれやこれや無駄話も交えながら話をしていると、お互い考えていなかったアイディアが出てきます。
話せば話すほどお互いのことが分かり、そういったことによる化学反応が起きやすくなっているのを感じます。
樹木はもちろん石積みや舗装などを含めトータルで庭を考え、かつほぼ自分一人で施工してしまう堀江さん。
考えた人が施工するからこその手仕事による結果が大きく現れます。
そしてそれはこちらが設計して施工してもらう中ではできないものだと感じています。
これからは恐らく剪定、水やりがしばらく続きますが、また動きがあればレポートいたします。

Photo: Horie-san from eni is pruning the trees just right next to H& Sasayama Office