JOURNAL

剣山

2014.07.29

土日と徳島は剣山へ登山&キャンプに行き、月曜日はそのまま高松の現場へ。
この三日間はビルらしいビルを見ず、視界のほとんどは空か緑。
神戸の街中でのいつもとは全く違う環境に生身をしばらく置いた後、いつもの四国からの帰りのバスでは世界の感じ方が緩やかではあるけれど、確実に変化していたことを感じ取った。
これは今後も影響を及ぼし続ける部分は少しはあるとは思うけれど、ほとんどはいつの間にか消えてしまう短期的な変化であることは実感として間違いない。
でもこれを重ねることで長期的な感覚に影響を及ぼすことも間違いない。
一人一人が捉えている「世界」というものはその人が何らかの形で知覚できるものの上に成り立っている。
同じ地球を共有して住んではいるけれど、「私」と「あなた」の知っている世界は大きく違うのだろう。
だからこそ日常的にどのような環境に身を置き、何を眺め、感じて過ごすかということがものすごく大事なのだ。

Photo: The camping site in Mt. Tsurugisan.