JOURNAL

カーテン生地

2023.08.29

H&新事務所、西脇市は播州織の東播染工さんにお越し頂きカーテン生地の打ち合わせを行いました。
@tobantextile
様々な透け感、そして糸パターンの布を掛け様々な意見を好き勝手言わせて頂きました。

東播染工さんは糸をつむぐところから布に仕立てるところまでを一社で、それも一つの工場で行っている全国でも稀な会社です。
ですのでこの布の中からどれが良いか、という打ち合わせではなく、サンプルを元に私たちの意見を吸い上げて頂き、最終的にはH&オリジナルのカーテン生地を制作して頂く予定です。

私たちは具体的な布のイメージというよりは、どんな場にしたいか、どんな見え方、どんな使い方をしたいか、また施主さんとの打ち合わせの場ともなる為バリエーションも見せたい、などの考え方や感覚のことをお伝えしました。
その方が私たちの頭の中にある「布」ということに対するイメージの幅に囚われず
、ご提案頂けると考えています。

同様に私たちの普段の設計業務でもお施主さんには具体的な形やプランのイメージよりも、どんな生活、どんな時間を過ごされたいかを教えて頂くようにしています。
それをわたしたちが形にしてご提示することが最終的には良いものづくりにつながると考えています。
「建物」はようやく出来上がってきましたが、まだまだ先の長い新事務所。大変ながらも楽しみながら進めて行きたいと思います。

 

 

エイチ・アンドは神戸と篠山を拠点に活動する建築設計事務所です
神戸事務所:兵庫県神戸市魚崎北町5-3-16-307
丹波篠山事務所:兵庫県丹波篠山市東吹
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