JOURNAL

須磨海岸

2014.05.09

最近は暇さえあれば須磨海岸に来ている。
明確な目的はいつもなく、時間ができたら「須磨海岸でも行く?」といった具合に。
家から歩きと電車を合わせても15分、須磨駅から砂浜まで0分、人が少ない、水は割と綺麗、海とは反対側の山がかわいらしいなどなどいろいろ理由はある。
でもこの海岸が好きな一番の理由はそのお手ごろ感だろう。
遠くからわざわざ来る類の海岸ではないし、かと言って本当にきれいな海を求めて日本海やはたまた沖縄までいつも行くわけはない。
沖縄の海がすぐそこにあったらもちろん最高だけれども、ちょくちょく行く須磨海岸もそれはそれで満足する。
海自体の絶対満足度で言うと沖縄の圧勝なのは言わずもがな。
でも色んなバランスをきちんと人間は知っていて、その上で満足感というのは決まっているのだな、と。
子供が生まれる前まではちょくちょく近くの同じ山を散策していたけれど、おかげさまで大分(ほんとに大分)巨大に育ったかつまだ歩けない我が子を抱えて登るのはちょっとしんどいこともあり、最近は手軽に行ける海に目的地を変えている。
ちょくちょく通っているうちに同じ場所でも子供の遊び方や関わり方がどんどん変わって行って、それにつれて我々の楽しみ方も変わっていくのだろう。
最近は森林植物園とかの良さも知ってしまったので、こちらはまたレポートしたい。

Photo: My daughter and me at Suma beach.