JOURNAL

※募集終了 丹波篠山(大山地区)の風土・風景を読み解く 野外調査+ワークショップ

2019.10.01

※定員に達した為募集終了となりました。

2019年11月5日と6日に渡り、前日講演会に登壇された廣瀬俊介さんを講師にお招きし、講演会に続き実践編として野外調査+ワークショップを行います。
篠山の街中を歩きながら環境デザイナー廣瀬俊介さんの風景への眼差しに触れる2日間のプログラムです。

講師:廣瀬俊介さん (環境デザイナー 風土形成事務所主宰)
日時:2019年11月5(火)〜6日(水) 9:30~17:00
場所:丹波篠山市大山地区(5日)、里山工房くもべ(6日/丹波篠山市西本荘2-1)
料金:10,000円 ※当日精算
定員:10名

お申し込み:sasayama.fuudo@gmail.comまでご連絡ください。
(上記メールにて、お名前/メールアドレス/連絡用電話番号/ご住所/ご年齢/性別/お仕事/お申込みの動機など差し支えのない範囲でお知らせ下さい。)
※ご参加の方には後日改めて集合場所等の詳細をご案内いたします。
※2日間の参加費となりますが、片日の参加の場合でも上記の参加費となります。
※昼食などの費用は別途。
※雨天の場合は廣瀬俊介さんによる「風土形成論」講義になります。

(画像をクリックで拡大)
丹波篠山(大山地区)の風土・風景を読み解く 野外調査+ワークショップ


丹波篠山(大山地区)の風土・風景を読み解く 野外調査+ワークショップ
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【スケジュール】
■ 一日目(11月5日)
9:30  集合(丹波篠山市大山地区)
    野外調査+ワークショップ
12:00 昼食
13:00 野外調査+ワークショップ
17:00 終了解散

■ 二日目(11月6日)
9:30  集合(里山工房くもべ)
    振り返り+発表準備
12:00 昼食
13:00 発表と今後の地域研究の検討
15:00 終了解散

※雨天時はプログラムが変更となる恐れがあります。
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 11月4日に開催する「風土・地域性を生かした仕事」に併せて、登壇されるゲストの一人である廣瀬俊介さんを講師とし、講演の翌日から二日間に渡って野外調査+ワークショップを開催します。
 一日目は丹波篠山市の北西に位置する大山地区や周辺の地域を実際に歩き、廣瀬さんが実際に行なっている手法を通して風土や風景の調査を行ない、二日目には参加者同士による調査結果の発表を行います。
 どのような調査を行うかはもとより、それぞれ異なるバックグラウンドを持った参加者同士が野外調査の中で見たことや感じたことを発表・検討し合うことで最終的にはより多角的な調査・研究となるのではないかと考えています。
 以前に廣瀬さんのお話を聞いてから、人々が生活をする、何かを考える、何かをつくる、という日常の中でそれまで自分の周りや足元に流れてきた様々な物の流れを止めずに自分としての日常を調和させていくことが何事においても肝要であると感じています。
 ではその「流れてきた様々な物」とは何かと考えた時に、風土や風景を読み解くことがその答えをあぶり出すことに繋がるのだと思います。
 この野外調査+ワークショップを通して参加された方々がその一端に触れ、それぞれの日常において実践されていくきっかけとなれば幸いです。
半田俊哉(H&一級建築士事務所)

【廣瀬俊介さん】
廣瀬さんとのやり取りの中である敷地の位置図を送ったところ、川の形から土地の経緯を見立てたレスポンスが新鮮でした。空から敷地を眺めているような視点から、地層や歴史にまで想像力を巡らせて土地を見ているように感じました。積み重なってきた小さな事実を見たり、広い縮尺の地図の上に身を置くような気持ちで、身の回りへ想像力を働かせることは環境デザインや建築設計の周辺の話だけではなく、私達の日常にも必要なんじゃないか?廣瀬さんはそんな視力と日常を持ち、過去の事実をすくい未来への手当てを実践されている方です。

環境デザイナー (風土形成事務所主宰、米国ランドスケイプアーキテクト協会会員)、専門地域調査士 (日本地理学会)、東京大学空間情報科学研究センター協力研究員。2014年3月まで東北芸術工科大学大学院 デザイン工学専攻環境デザイン領域准教授。日本地理学会会員、東北地理学会会員、日本景観生態学会会員。主著『風景資本論』。