JOURNAL

窓まわりについて

2018.10.18

建築を考える上で窓まわりがどうあって欲しいのかということをよく考えるのですが、その時には特に木製建具の納まりを中心に検討することが多いように感じています。
その先に大体取り付けることになるカーテンやブラインド、ロールスクリーンであったりと無数にある中から何を選ぶかによってその場の印象はガラッと変わることがあるので、中々侮れない大事な要素になってきます。
ただいま施工中の芦屋の家ではハンターダグラス社のシェードを使うのですが、生地の素材感が良く窓に当たる木陰がより美しく見えるという嬉しい効果が期待できます。
そして採寸に来て下さっているウィズ苦楽園の二木さんによる、寸法を控えるためのスケッチがすばらしいので思わず写真を撮りました。
スケッチメモ
窓の形状、柱の位置等を一度絵に起こし、そこに寸法や注意書きが書き込まれています。
こんなスケッチは今まで見たことがないのですが、使おうとしているものが変わっても提案ができるようにと詳細を考えて下さっていました。
餅は餅屋じゃないですが専門分野の皆で集まって色々良い方向を目指して現場を進めて行くことは気持ちが良いものです。
完成まであと少し、でもここからの作業はすべてが目に見えて残る大事な部分ばかり。
良いものとなるよう進めていきたいと思います。

エイチ・アンドは神戸と篠山を拠点に活動する建築設計事務所です
神戸事務所:兵庫県神戸市魚崎北町5-3-16-307
丹波篠山事務所:兵庫県篠山市東吹