JOURNAL

芦屋の住宅

2017.11.15

芦屋の住宅改修では解体後の打ち合わせを行いました。
解体する前に想定していた構造軸組、いざ開いてみると思っていたところに梁が無かったり、劣化していて交換が必要であったり。
そんなこんなを踏まえ、補強や部材の交換をしながら計画内容に沿うようにこれから整理していきます。
屋根裏にはこの家が新築されたときに入れられた御幣がありました。
かつて上棟の際には皆で祝い、工事の安全と住まい手の生活の繁栄を願って入れられたはずです。
それから数十年が経ち、その時のことを全く知らない我々がその方々の思いを引き継ぐような重みを感じています。
これからまた数十年、お住まいになるご家族が楽しく豊かに暮らせるよう進めてまいります。

Photo: A renovation project in Ashiya has been dismantled.