みんなの家
2025.05.12
生まれ育った古民家を改修し、地域の人々やご家族が寄り合う場所としたいというご相談を頂き、計画を進めています。


今まで通りの田畑作業の為のベースとしての機能を始め、地域の方々を中心に近しい方々の為のカフェスペースとして使い、時に孫たちを連れたお子さんご家族やその友達が集まり例えばお味噌を作ったり、お泊り会をしたりということで、複合的な使い方を受け入れる「みんなの家」となるよう考え進めています。


既にそこにある人との繋がりが、こうした場があることでとても豊かな広がりが生まれ、新たな繋がりを生み、そしてまたどこかにこうした場が広がっていく。私たちも自宅とは別に月書房のあるアトリエを開いたことで、そうしたことの有意義さを日々感じています。
それはごく小さい範囲の広がりではあるものの、そうした小さい輪が沢山出来、いずれ互いの輪が重なり合い社会全体が幸せに包まれると良いな、と考えています。
打合せの度におやつ+コーヒー、お昼ご飯、デザート+お茶とフルコース以上にご馳走になるのですが、施主さんが自ら作った野菜やお味噌、お米で作られたそれらを頂くほどに良い場所になるに違いないというイメージが膨らみます。
いつもいつも頂いて恐縮してしまいますが、大事な「試食」ということでこれからも大いに楽しみたいと思います。
ではどんな食べ物かと気になるところですが、いつもあっという間に平らげてしまい食べ物の写真はありません・・・(笑)