「森林文化」に登壇
岐阜県立森林文化アカデミーにお招きいただき、「森林文化」という授業に登壇させて頂きました。
アカデミーのブログにその様子をご掲載頂いております。
https://www.forest.ac.jp/academy-archives/wooden_0819-2/

林業、森林環境教育、木工、木造建築という建築だけではない分野の方に対して「暮らしと仕事」、というテーマでお話ししました。
これは最近MOKスクールや、住友林業へのお話と基本的には同じようなお話となるのですが、私たちが日々どこでどのような暮らしを送り、どう人と関わり、それが生業である建築とどのように関係しているかというお話しをさせて頂きました。
もっと言うと「暮らし」と「仕事」の関係という切り離された考え方ではなく、大きな「暮らし」の中に仕事と呼ばれる建築も含まれていて、別にそれ以外の他の事、私の場合で言うと書店、米作り、畑、自治会活動、趣味、そして友人と会うといったすべてのことはある意味等しく存在していて(その時間の大部分は建築に充てられては居るものの)、互いに関係し合っているというお話です。
どれもおざなりにせず、こうすることが正しいのではないかと思うことをすべての方面に対してやっていくと、すべての方面において向かうべき方向に向かうのではないか、向かうべき方向もその中で見えてくるのではないか、そう感じています。
今回受講して下さった森と木のクリエーター科の生徒は全員22歳以上、それもほとんどが一度社会に出て仕事をし、何らかの理由で日本の森の現状や地方の現状に問題を感じ、それを解決するための手段としてであったり、解決する為の糸口を見つけるためにそれまでの仕事を退職した上で2年間学ばれている方々ばかり。
この日にさせて頂いたお話はそうした気持ちを持ちながら学ばれている方々に、何かしら届くものがあったのではないかと願っています。
講演と質疑応答を通して、自分の暮らしは沢山の人と関係し、共に動いて下さる方々が居るから成り立っているのだなということを改めて知りました。
教える立場ではありましたが、こちらも学ぶことが多々ありました。
翌日は木造建築専攻の生徒や教員の方々と更に専門的なお話を。
急遽スペシャルゲストとして、たまたまアカデミーの近くで私たちが設計した建築に住む木工家の川合優さんにもお越し頂きました。

設計と施主が揃って両方から話を聞けるという機会は中々無いと思うのですが、私としてもこうした機会を通じて川合さんから様々なフィードバックを頂けて有意義な時間でした。
二日間かけて様々な質問も投げ掛けて頂き、明確に答えられるものもあればそうでないこともあったり。
これから進んでいく上で私としても学びのある二日間でした。そして二日間共に、とても楽しい時間でした。
懇親会を用意して下さった生徒の皆様、ご準備下さった職員や教員の方々、本当にありがとうございました。

エイチ・アンドは神戸と丹波篠山を拠点に活動する建築設計事務所です
神戸事務所:兵庫県神戸市魚崎北町5-3-16-307
丹波篠山事務所:兵庫県丹波篠山市東吹36-1
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