大山の家
/兵庫・丹波篠山
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HOUSE/住宅
風景を眺め手を動かす 循環の家
細い生活道路に面したファサードは、焼杉の外壁に最小限の開口部を開けただけ。しかし玄関から内部に入り、廊下を抜けると目の前には青々とした田畑の風景、そしてその向こうには山々がそびえ、一年を通して変化のある風景で楽しませてくれます。
一日の始まりには風景に一番近い場所にあるダイニングで朝食を食べ、庭に出られるデッキに守られたリビングは外部と少し距離を置くことで安心して寝転がったりソファでくつろいだり。
ダイニングとリビングの間には段差を設け、ダイニングセットやキッチンといった高さの高い家具の存在感を最小限にし空間全体の重心を下げ、その場所がより広く感じられるよう計画しています。
デッキの上には二階の寝室から出られるブリッジがあり、目覚めと共に出るとまるで田んぼに飛んでいくかのような解放感を感じることができます。
普段は田畑を眺め、休みは田畑で手を動かす、そんな循環を続けるための住まいです。